第17回カタリナ読書会

2023年7月3日(水) 

テーマ
セルフマネージメント

参加者 5名

『静かな働き方 「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す』は、自身も仕事主義者である著者が、他の人たちにとって仕事がアイデンティティとなった理由を知るために執筆したそうです。それもフルタイムで仕事をしながら!

・キャリアを重視しすぎる「あなたの価値は仕事で決まる訳ではない」
・労働は苦役→神聖なものに。職業的畏怖にはやりがい搾取が生まれやすい
・役割とタスクのあった仕事から退き陥る「アイデンティティ・クライシス」
・仕事と生活の境目「インテグレーター」「セグメンター」の2つのタイプ
・自分の定義した成功ではなく、他人の評価を重視してしまう
・働かない時間を確保するのは職場の責務でもある。仕事は自己実現の唯一の手段ではない

いずれも、仕事主義者と呼ばれる人たちが何かのきっかけで仕事を見直し、自分にとってより豊かな人生へと変革していくストーリーでした。

フリーディスカッション

「やりがい」「仕事との距離を見直すきっかけ」について

仕事から退いたとき働いていない自分を認めることができなかった

ワークライフバランスのバランス、評価を意識しすぎないことも大切

家族のための負担がなくなったらワークライフバランスがくずれた

何かあたらしいことをみつけたい

上司の評価と自分に乖離があったことでアイデンティティークライシスに。

仕事以外のものにも関心が生まれてきた

仕事から離れたとき、家族との状況が変わるとき、自分の思いと組織の思いが違うとき。程度の差こそあれ、自分に訪れた「きっかけ」を見逃さず、その時の自分にあった働き方を考え、変えていくことが大切だと感じました。

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